子どもが書く字について,そこまで意識を高めている保護者の方は多くないように感じます。
まぁ,小学生ともなれば「テストの点数」と「字の丁寧さ」を比べたら,前者の方に意識が向いてしまうのは仕方がありません。
今の時代,パソコンで文字入力をすれば字の丁寧さは関係なくなってしまうので,「字の丁寧さなんて放っておけ!」という人もいます。
また,一時期,賢い子ほど字が汚いという話が出回りましたので「字は汚くてもいいんだ」という妙な安心感を得た人もいるかもしれません。
「字の丁寧さよりも書いた内容が大切!」
というのはその通りだと思います。
しかし
「字が丁寧にかけて中身も素晴らしい!」
が,一番であるのは間違いありません。
そして,サイキッズは「字が丁寧にかけて中身も素晴らしい」方を目指して指導を行っています。
「あれ,理科実験の教室じゃないの?」と思われる方もいらっしゃると思いますが,残念ながら(?)違います。
いわゆる,非認知的能力のトレーニングも授業を通じて行っています。
今回からのシリーズは「字」ですが,そもそものきっかけは生徒が書くレポートの『字が汚なすぎる!!!』という,半ば怒りにも近い感情からです。
次回からは,字の指導に関する試行錯誤の日々を書いていきます。
(追記)