自由進度方式の落とし穴③

自由進度方式の落とし穴③

最終回です。

サイキッズでの解決方法ですが,方法はいたってシンプル。次の方針を周知徹底しているだけです。

 

考えている人にはヒントを出すが,考えていない人にはヒントは一切出さない。
量より質を求める。
何をしに教室に来ているかを考える。

 

これを,言い方・伝え方を変え,くり返し言い続けます。

 

すると…

 

良くなります。

 

ただし,これを実践するのは相応の痛みが伴います。生半可な覚悟ではできません。
また,上記のことは全ての人に伝わるわけでありません。伝わる人もいれば,伝わらない人もいます。
伝わらない人は辞めていきますが,それは仕方がありません。

 

痛みを伴いながらも実践する理由はただ1つ。

サイキッズは「ハリボテ」をつくる教室ではなく,「本物」を作る教室でありたいと考えているからです。

「パズル教室」で問題が解けなくて泣いた生徒。
「理系作文」で文章が思うように書けなくて泣いた生徒。
「プログラミング」でプログラムが作れなくてふてくされ,その態度を叱責されて泣いた生徒。

 

みなさん,ここが正念場です。

 

私が手を出すことは簡単ですが,それでは教育としての意味がありません。

手を出すことはしませんが,みなさんの取り組む姿はちゃんと見ています。
本当に苦しいときは,すぐにかけつけますので安心してください。

 

後もうちょっと頑張りましょう!

 

これでおしまい

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