最終回です。
サイキッズでの解決方法ですが,方法はいたってシンプル。次の方針を周知徹底しているだけです。
●考えている人にはヒントを出すが,考えていない人にはヒントは一切出さない。
●量より質を求める。
●何をしに教室に来ているかを考える。
これを,言い方・伝え方を変え,くり返し言い続けます。
すると…
良くなります。
ただし,これを実践するのは相応の痛みが伴います。生半可な覚悟ではできません。
また,上記のことは全ての人に伝わるわけでありません。伝わる人もいれば,伝わらない人もいます。
伝わらない人は辞めていきますが,それは仕方がありません。
痛みを伴いながらも実践する理由はただ1つ。
サイキッズは「ハリボテ」をつくる教室ではなく,「本物」を作る教室でありたいと考えているからです。
「パズル教室」で問題が解けなくて泣いた生徒。
「理系作文」で文章が思うように書けなくて泣いた生徒。
「プログラミング」でプログラムが作れなくてふてくされ,その態度を叱責されて泣いた生徒。
みなさん,ここが正念場です。
私が手を出すことは簡単ですが,それでは教育としての意味がありません。
手を出すことはしませんが,みなさんの取り組む姿はちゃんと見ています。
本当に苦しいときは,すぐにかけつけますので安心してください。
後もうちょっと頑張りましょう!
これでおしまい