選択・判断の基準(2)

選択・判断の基準(2)

(1)の続きです。

 

前回は「複数のイベントが重なった時に,どれを選ぶか?」を踏まえた上で「選択の基準は何か?」という所で終わりました。

 

そんなの「金額」に決まっているじゃん!

 

という声が聞こえてきそうですね。確かにそれも大切です。
ただ,なんでもかんでも金額だけで決めてしまうと,結局,「何もしない方が良い」ということになってしまうので,これを選択の基準の第1位に据えるのは考えものです。。。

 

さて,考え方は人それぞれであり,「これ!」と基準なんてできないことを承知の上で述べていきますが,そもそも,『教育とは何なのか?』という根本的なところから考え始めていきましょう。

 

教育の位置付けについては様々な考えがありますが,この問いかけに対する解答の1つはこれです。

↓↓↓

 

『教育は投資』

 

言葉で書くと,無味乾燥になってしまいますが,これは厳然たる事実です。

そして,『投資』というからにはリターンが…と言いたいところですが,リターンが必ず返ってくるかどうかというと,正直これはわかりません。「可能性が高くなる」ということは言えますが,「必ず」とまでは言えないでしょう。

 

…このまま書き進めていく投資方面へ話がずれそうなので,ここでちょっとまとめておきましょう。

 

教育は投資です。

そして,投資するからには「費用」「時間」がかかります。

でも,効果があるかどうかはわかりません。

教室・プログラム内容によって効果があることもあれば,ないこともあります。

子どもによって効果があることもあれば,ないこともあります。

 

こんな風にまとめてしまうと,なんだかどんよりしてしまいますが,こと教育については「何かしないと不安」になってしまうのがやっかいなところです。

 

ではこのことを踏まえ,このどんより感を払拭するために,ぜひ,みなさんに行っていただきたいことを紹介させていただきます。

 

(3)に続きます。

 

(補足)

義務教育には税金が使われていますので,小・中学校は無料ではありません。
まわりまわって費用を負担していることになります。
時折,私たち民間教育機関は目の敵のようにされますが。。。

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