さて,順次説明をしていきますが,まずは 「子どもは字を丁寧に書きたがらない」 から。
ただ,この「字を丁寧に書きたがらない」では語弊があるので補足をすると
「丁寧に書くことはできる。が!普段は書かない。」 が正しいと思います。
丁寧な字を書かないパターンは2つ。
1つ目は「本当はかけるけど書かない」パターン。
2つ目は「本当に書けない」パターンです。
これを間違えると,以降の指導が不適切なものになってしまうので,私は「字が汚いなぁ。」と感じる生徒には,必ず 「1回,ものすごく丁寧に書いてみて」 と聞きます。
これで書くことができるなら,まずはOK。
機を見計らって,きつーい(?)指導を行います。本当に書けない場合は別のアプローチを行います。
「字が汚くて…」という場合,本当は書けるのか?それとも,本当に書けないのか?は見極めておかないと危険です。これを間違えると,子ども・保護者ともに原因が解明できない負のスパイラスに陥ってしまいます。
このケースから,脱却するのはホントにしんどいです
丁寧に書きたがらない原因は・・・めんどくさいからでしょうね。
気持ちはわからないでもないです。
大人だって字を書くのはめんどくさいですからね。。。
子どもが好き好んで書くとは…思えません
解決方法は無きにしもあらずですが,それはまた後日。
※明日は終日授業になるので,このシリーズは1回休みです。