砂糖でガラスを消す!?|幼児クラス[年長]

さとうでガラスを消す!?

今週の幼児クラス(年長)のテーマは「さとうでガラスをけす!?」です✨

「さとうでガラスをけす?」とはいったいどういうことなのかと思ってしまいますが、本当に砂糖を使ってガラスを消していきます!
※子どもたちも「どういうこと??」といった反応をしていましたね…👌🏻

それでは早速ガラスを消していきましょう!
水あめ(砂糖)が注がれた試験管にガラス棒を入れていきます。
すると…

ガラス棒の水あめに浸かっている部分が消えてしまいました😮
子どもたちも「え!?」「消えた!?」とかなり驚いている様子です!しかし、引っ張り上げると元通り!

つまり、本当に消えたわけではなく、見えなくなってしまったということです。
なぜ消えてしまったのでしょうか?

理由は「光と屈折」です✨!

私たちは光があることで様々な物を見ることが出来ています。
さらには物に光が当たると、屈折が起こり光はポキッと折れ曲がります。

同様の操作を水で行うと、水もガラスも透明ではありますが、それぞれをはっきり見ることができます。それは水とガラスの屈折する角度が違うためです。

対して水あめはガラスと屈折する角度がほぼ一緒であるため、見えなくなってしまうのですね!
※サラダ油を使っても同様の現象が起きます。

次の実験は?

続いては、自分でかいた絵を消す実験を行いました。
プラスチックのコップを2つ用意して片方の外側に好きな絵や文字をかいていきます!

書き終えたら、その上からもう一つのコップをかぶせます。
その後重ねたコップを水に入れると…

水の浸かっている部分から絵が消えてしまいました!
これには、子どもたちもまたまたビックリ😮

この実験は、「光の反射」が関係しています。

重ねたコップの間にはわずかに隙間があり、そこには空気が入っています。コップを水の中に入れても、隙間に水はほとんど入ってきません。すると、絵に届くはずの光は、水中の空気によって鏡のように反射させられて絵が見えなくなってしまうのです!

今回の実験で、ものの見え方は光の性質によって変わることがわかりましたね🙄

水中で消える実験は、空のペットボトルの中に何かを入れてキャップをし、それを水中に入れることでも同じような現象がおきます!

ぜひ、お風呂などで試してみてくださいね🛁