今週の小学生理科実験クラスのテーマは「混ぜる」をテーマにした実験ということで「スライム」を作ります!
まず、スライムを作るために必要な材料を聞いてみました。
スライム自体は作ったり遊んだりしたことがある子どもは多かったのですが、「何が必要なのか?」を答えられる人はあまり多くはなかったですね・・・🤔
ということで、スライムを作るために必要な材料を紹介。
・水
・洗濯のり
・ホウ砂
これらを混ぜることによって、スライムが出来ますが、今回はただ作るだけでは終わりません!
水と洗濯のりの配分を変えたとき、
スライムの固さがどのように変化するのか?
を調べていきます👌🏻
今回は
A 水2:洗濯のり2
B 水3:洗濯のり1
の2種類のスライムを作って、検証していきます!
まずは、【水2:洗濯のり2】です。
水と洗濯のりを量りとり、次にホウ砂を溶かした水をその中に入れて、さらに混ぜます!
すると、サラサラだった液体が徐々に固まってきます。全体が均一に固まったら完成です🙃
不思議な感触のスライムに子どもたちは大興奮!触ったり、こねたりして、楽しそうに遊んでいました!
次は【水3:洗濯のり1】のスライムです。
触り心地や見た目が違う!手ですくってもすぐに流れてしまう様子には、子どもたちも「こっちのほうが柔らかい!」といった反応をしていました😮
スライムは洗濯のりに含まれるPVAという繊維状の物質がホウ砂でつながれることで塊となります。そして、その塊に水が多く含まれると、柔らかくなります。水がクッション材のような役割をしているんですね🫗
つまり、柔らかいスライムを作るためには水を多めにして、洗濯のりを少なくする。硬いスライムを作るときの水を少なめにして、洗濯のりを多めにすることが必要であることが分かりましたね!
今回はスライム材料と硬さの関係について検証してみました!
作るだけでは終わらずに測って、それを検証するということは科学においてとても重要なことです。今後も検証することの楽しさを感じながら、実験していきましょう!
スライムで時計を作ってみましょう!作り方はコチラ。
① 空のペットボトルに、洗濯のりと水を、1:3 (洗濯のり:水) の割合で入れて、よく混ぜる。
② そこにホウ砂水溶液を3mL程度入れて、よく混ぜる。
→ キャップをしめて逆さ向きにした時に、ドロ~っとゆっくり流れる程度の固さがベストですが,ここはお好みで👍🏻
③ ②に食紅や絵の具で色をつけたり、ビーズやなにかキラキラしているような物を入れてデコレーション🌹
④ ③ともう1つの空のペットボトル(できれば同じ形状)の口同士をビニールテープ等でくっつける。
⑤ これで完成!砂時計の要領で逆さ向きにすると、上のペットボトルから下のペットボトルに向かってスライムがゆっくり流れ落ちます。
ぜひ、作ってみてくださいね✨